愛の日常で起こる様々な事柄についての萌えとか毒とか。
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「……………」

月がまだ船の天辺に位置する真夜中、ふと目が覚めた。

揺れる船体の窓から、その薄明かりが射し込んで木の床を照らす。

耳に届く波の音が、やけに遠く聞こえた。

今夜の不寝番であるチョッパーに軽い夜食とホットミルクを煎れて見張り台まで持って行った俺は、朝食の仕込みを終えて。

(…久々にマリモと寝たんだった。)

思い返して脱ぎ捨てた上着のポケットから煙草を取り出す。

火を付けて深く吸い込み、吐き出した空気が闇に漂ってやけに白い。

その白い空気の向こうで奴は、眠りについていた。

「…………」

呼吸の度、微かに動く鍛えられた体。

キツく閉じられた瞳。

眉間に寄る皺と、少し凹んだこめかみ。

僅かでも物音を立てればこの男は目を覚ますだろう。

その褐色の双眼にしっかりと俺の姿を捕えて。

「……………」

二度と、目を覚まさなければ良いと思った。

『ガタン、』

瞬間、船が乱れた波に大きく傾く。

「…………」

ゆっくりと、奴の眼が開かれた。

「……ただの波だ。」

俺は煙を吐き出して独り言のように呟く。

「……みたいだな。」

適当に返してマリモが体を起こした。

「悪い夢でも見たか。」

横顔に、問掛けられる。

(悪い夢、か…)

溜め息混じりに紫煙を漂わせて。

「そうだな……最低な夢だ。」

反らしていた視線を褐色の双眼に合わせながら、嘲笑気味に頷く。

「エイプリルフールって知ってるか?」

問返した言葉に、マリモは酷く不快そうな面をした。

「もう過ぎただろ、馬鹿にしてんのか。」

言われてから、そういえば数日前のその日はウソップが誕生日だと妙に浮かれて、それこそ嘘じゃないかなんて皆して疑った事を思い出したりする。

けれど俺が言いたいのはその事じゃない。

「…テメェに嘘をつかれる夢を見た。」

親指と人差し指で抓んだ煙草を唇から抜き取る。

「……………」

窓の外で波がざわめいている。

無表情で俺を見据えているマリモは、口を真一文字にして何も言わない。

「最低だろ?」

そう言って思い返しながら、

コイツは嘘でも俺に“愛してる”なんて囁かない。

そう、思った。

***********

何かよく分からないが随分企画遅れの小説。

暇だからと書き始めたは良いものの、オチが微妙な事になってます(痛)
しかもエイプリルフールなのにZS。ウソップ誕生日なのにZS。………いや、ウソップ大好きです。

本当はこの後ゾロがサンジに何か呟く予定だったけど、I氏の意識がそろそろなくなりそうなのでそれもカット(ぁ)

気が向いたら推敲して小説部屋にUPしようかな。
このままUPしたらサンジが可哀想だよ…(ウソップは?)

とりあえず鳥も煩いのでもう寝ます。
こんな意味不な小説を最後まで読んでくださった皆さんありがとうございました。
それではおやすみなさい(-_-)zzZ
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